特事特办、留住人才 ADK集团中国的防疫复工心得

2020-04-07 15:05:10 作者:王笑阳 来源:东方网 选稿:费一妍

ADK集团中国是日本第三大广告公司ADK的中国现地法人。突如其来的新冠疫情不仅扰乱了正常的办公秩序,而且导致公司的部分业务被迫延期甚至取消。对此,ADK集团中国采取了积极的应对措施,在保证员工健康安全的前提下,尽可能降低疫情对业务的影响。

ADKグループ中国は、日本国内トップ3の広告エージェンシーADKの中国現地法人である。今回の突然の新型コロナウイルスの感染拡大により、通常の業務に影響が出ただけでなく、一部の業務が延期もしくはキャンセルされることとなった。そこでADKグループ中国は、従業員の健康と安全を確保すると同時に、新型コロナによる事業への影響を最小限に抑えるための積極的な対策を講じてきた。

积极应对、逐步复工

積極的な対応で徐々に業務再開

1月中下旬新冠疫情爆发,各地都出现了防疫物资短缺的情况。ADK北京分公司有一定数量的口罩储备,因此春节前及时调运了一部分支援了上海公司。同时,考虑到复工后口罩势必短缺的问题,公司管理层还特别从日本采购了一批口罩分发至各公司。

新型コロナが猛威を振るい始めた1月中旬から、各地で防疫物資が不足し始めた。ADK北京分公司には一定数のマスクの備蓄があったため、春節前にその一部を上海本部へ早めに移送。また、業務再開後のマスク不足を考慮し、マネージメント層が日本からマスクを購入し、各分公司に配布した。

春节假期后,ADK于2月10日复工,但根据疫情的发展态势,2月主要采取全员“在家办公”的模式,随着疫逐步得到有效控制,后期采取了“在家办公+公司办公”的灵活办公模式。而且,对于前往公司办公的员工,公司还采取了一律出租车通勤的人性化措施,并提前在公司储备了方便食品。

ADKでは春節後の2月10日から業務を再開したものの、ウイルス感染拡大のため、2月は全員を「在宅勤務」にした。その後、感染拡大が徐々に抑えられるにつれ、「在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせる」という柔軟な措置に変えた。また、通勤にタクシーの使用を認めるという人間味あふれた施策を行い、インスタント食品も社内に備蓄した。

(公司为员工准备的口罩、免洗洗手液以及方便食品 会社が社員のために用意したマスク、除菌ジェル、インスタント食品)

进入3月,疫情有所缓解,ADK上海公司于3月初全面恢复公司办公(分公司参照各地政策执行)。公司管理部提前进入办公大楼了解情况,起草发布了一份《复工防疫指南》,告知员工如上下班途中、办公室办公/会议、就餐、外出办公等情况下的各类注意事项。并通过与大楼物业和多家供应商的及时沟通,确保了办公场所定期消毒和消毒用品及时到位,为全面复工提供了基本保证。全面复工后,为避免员工遇到人多拥挤的情况,还鼓励员工们错峰上下班。

3月に入ってと新型コロナの感染拡大がだいぶ抑えられてきたため、ADK上海本部は3月頭から全面的に営業を再開した(分公司は各地の政策に従う形)。管理部は営業再開前にオフィス内に入って状況を把握するとともに、通勤・オフィス勤務・会議・外食・外出などの注意事項を含む「業務再開後の防疫マニュアル」を作成して、社員への周知徹底を図った。また、オフィスビルの管理会社や多くの業者と適宜コミュニケーションを取ったり、定期的なオフィスの消毒や消毒用品の適時配置など、業務の全面再開に向けての基本的な条件を確保した。また、業務を全面的に再開した後も、人混みを回避するためのフレックスタイムを推奨した。

得益于充分准和后续措施,从3月初全面恢复公司办公至今,员工认可公司的防疫措施,逐步恢复并进入了正常工作状态。

これら入念な下準備とフォローアップ措置のおかげで、3月頭の業務再開から現在に至るまで、社員は会社の予防策を励行しながら、徐々に通常の勤務に復帰した。

特事特办,留住人才

特別な措置で人材を引き留め

遭受疫情影响,很多公司开始裁员的消息不绝于耳。但对于广告公司而言,人才是最重要的资源,是公司生存发展的生命线。疫情期间,ADK为了留住人才,在招聘工作中转变思路,特事特办。

新型コロナの影響から、リストラ計画を打ち出す企業が相次いでいる。しかし、広告エージェンシーにとって人材は最も重要な資産であり、会社の存続と発展のためのライフラインでもある。そこでADKは人材を引き留めるために採用戦略を変え、特別な措置を講じた。

2月和3月,本应有两名新员工将入职武汉分公司,但是武汉作为此次疫情重点地区全城封锁,而且即便武汉解除封锁,对于在短期内进入武汉,两名新员工也表示担忧。如果按照传统的处理方式,这两名员工很可能就此放弃ADK,这会造成了人才的流失,也造成了公司资源的浪费。所以在了解了实际情况后,公司为两名新员工特事特办。因为两人原本都广州,所以安排他们先在广州办理入职手续,并暂时在广州家中进行远程办公,从而留住了人才。

会社では2月と3月に二人の新入社員を武漢分公司に配属させる予定だった。しかし武漢は新型コロナの重点地域として全市が封鎖されていて、二人の新入社員は、たとえ封鎖が解除されたとしても、すぐに武漢に入ることを心配していた。もし会社が通常の方法で対応したら、二人は入社を諦める可能性が高く、人材の流失を引き起こしてしまいかねない。そこで、会社は実際の状況を踏まえて、彼らに特別な措置を講じた。二人はその時広州に住んでいたので、まずは広州で入社の手続きを行い、臨時措置として広州の自宅で「在宅勤務」させることにしたのだ。

制作短片,鼓舞武汉员工

ショートムービーで武漢分公司の社員を激励

在ADK各分公司中,此次受到疫情影响最严重的就是武汉分公司。为了尽可能减轻武汉员工遭受的疫情打击和生活上的困苦,公司在防疫物资等物质方面给予他们特殊的关怀和照顾。而且,在精神方面,公司也在不断给到武汉员工鼓励和支持。

ADKの各分公司の中で、新型コロナによるダメージが最もひどかったのは武漢分公司である。そこで会社は新型コロナによる影響や生活上の困難をできるだけ軽減させるために、武漢分公司の社員に対し、防疫物資の供給などの物質面で特別な配慮を行っただけでなく、精神面でも武漢の社員に激励を送ってサポートし続けた。

3月初在上海公司全面复工后,由CEO牵头、创意部策划制作、管理部组织实施,及包括分公司在内的全体员工的参与,在ADK人的共同努力下,在短短一周时间内制作完成了《ADK TO WUHAN:我们在一起》的视频短片,以此献给ADK武汉分公司的同伴们。

さらに3月上旬にADK上海本部が業務を全面的に再開した後、CEOが主導して、クリエイティブ部門が企画・制作、管理部門が手配・実施を担当し、分公司を含めた全社員が参加して、ADK武漢分公司の同僚に捧げる「ADK TO WUHAN:We Are Together」というショートムービーをわずか一週間で完成させた。

(《ADK TO WUHAN:我们在一起》视频片头 「ADK TO WUHAN:We Are Together」動画のオープニング)

面对处在水深火热中的武汉同胞们,每个ADK人都呐喊出了自己的心声:“这个冬天,寒气凌冽,直逼人心 …… 武汉这座城,如同被困噩梦之中,所有人都等她苏醒 …… 我们不放弃,我们不抛弃,我们在一起 …… 隔离是为了更好的重聚,重聚是大家战斗的意义 …… 加油武汉 …… 只想亲眼见见这座英雄城 …… 春天要来了!我们前进吧!”

極度の苦しみの中にいる武漢の同胞へ向けて、ADKの一人一人が心からの声を届けた。「この冬は非常に寒い、人の心に染み込むほど...武漢という街は、悪夢に閉じ込められたよう。誰もが武漢のよみがえることを心待ちにしている...私たちは諦めない、私たちは見捨てない、私たちは一緒にいる...隔離は再会のため、再会は戦いの意味...武漢、頑張れ!...自分の目でこの英雄の都市を見たい...もうすぐ春が来る!前に進もう!」